自分の目の前でおこるあらゆる事象の良い点、素敵な点、美点を凝視する、
と一言でいっても、それにはちょっとしたコツがあると思う。
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とくに、明らかな苦しみとか痛みとか、そういうものをどう捉えるか?
私は、それにスイカに塩のロジックで向き合うようにしている。
スイカに塩をふると、かえって甘さが引きたつ。
それと同じで、苦しみや痛みは、喜びや楽しさを引き立ててくれる。
というか、それらは対立するものではなくて、
ある物語、あるプロセスという全体像に不可欠な2つの側面にすぎない。
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失恋とか、病気とか、怪我とか、事故とか、程度にもよるが
そのときは痛みだったり苦しみだったり、することが、
のちのち、「あれがなかった今の幸せは無いな」ってことは経験があるんじゃないだろうか?
そう言えるようになったとき、その不幸とか失敗だと思っていたことも
掛け替えのない物語の一場面になる。
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ドラクエで一番はじめから何の苦労もせずに、レベル99だったら、
もう、何も面白くない。
一見に、負に見える事象も、プロセス前提を「物語」としてみるようになると
物語が面白くなるために書かせない出来事だったりしてくる。
まぁ、簡単じゃないけど。
けど、この見方を選択肢としてもっていると、
いろんなことの、良いところを見つけやすくなるのは、たしかです。
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